辞めたいと思いながら会社に居続ける。
今日は、そんな言葉に引っかかりを感じる人へのテーマです。
「見切り千両、損切り万両」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、株取引などで使われる言葉です。
損失が拡大する前に見切りをつけることには「千両」の価値があり、
ある程度の損害を覚悟した上で損切りすることには「万両」の価値がある。
千両とか万両というのは、昔のお金のことですよね。
損失が出たとしても、ある程度のところで見切りをつけることは大切だという考え方。
もちろん、全てが全て、当てはまるわけではありません。
しかし、ずるずると引き伸ばして、さらに大きな損失を被るよりも、
スパッと諦めてしまうことが大きな価値になり得るんです。
難しいんですよね。
私は、結構損切りをするタイプだと思うのですが、
「諦めないでやっておけばよかったなぁ」と思うこともそれなりにあります。
しかし、それと同じくらい、 「やってみたら意外と簡単だった。なぜ今までやらなかったのか」なんて後悔もあったり。
だから、見切りをつけることが人生においても大事かと考えると、ちょっと難しいところではあります。
継続は力なり、とも言いますしね。
やるやらないは、別にして。
もし、「見切り千両、損切り万両」という言葉を知らなかったという方は。
頭の片隅に入れておくだけでも、」少し違ったものになるかな、と思います。
なにがし。