今日は、日本という国について考えてみました。
GDPという指標があります。 GDPとは、要するに国の「経済力」の指標です。
出典:総務省主要国の実質GDPの経済規模の推移及び予測
数字だけ見れば、他国と比較して日本は成長していないことが明らかです。
国がそれを認めているわけですね。
人口を考えれば、日本という小さな島国で、
世界各国と比肩してきたことがもうすごい話かなぁ、と素人ながら感じるのですが。
そんな寝ぼけたことを言っている場合でもありません。
他国は豊かになり、相対的に国の「価値」が少しずつ下がっています。
私は日本という国が好きですし、負けず嫌いでもあるので、
この「現状」が、率直に面白くないなぁと感じます。
政治がどうとか、何がどうとか、過去のことはどうでもいい。
この事実を受け止めて、いま現在この国に生きるものとして、
「何を考え、何をしていくか、どう変わっていくか」
私はこれだけが大事だと思っています。
日本人は、ただでさえ頭数で海外には負けています。
だから一人ひとり、もしくは組織的に大きな結果を出さなければ、
当たり前に海外に置いていかれるわけです。
「経済大国」「技術立国」というイメージがあったのは、過去の話。
私たち、そしてこれから日本を引っ張っていく世代は、
「挑戦者」として世界と戦っていかないといけません。
私は仕事柄、海外の方と接する機会があるのですが、 海外になくて日本だけにある魅力は、たくさんあります。
繊細で丁寧な国民性。
和の雰囲気。
組織力。
そして単純に、清潔で治安がいい。 他国に勝る部分はまだまだありますが、それでも。
「成長をおろそかにしてはいけない」と私は考えます。
持っているものを上手く活かし、更に外国のいいところを取り入れて変革していけば、
日本という国はまだまだ強くなれると思っています。
大袈裟と考える方もいるかもしれませんが。
もう一度冒頭のグラフ、世の中のニュースを見て、考えてみませんか?