人間関係の歪みは、根深い。
最近、よく思います。
今日は対人関係のお話です。
結論から言うと。
「沼を出ようとしてはいけない」
と、私は考えています。
ハマったら抜け出せない、対人関係の沼
人の関係性の中には、簡単には抜け出せないものがあります。
血縁。
会社の人間関係。
地域、ご近所さん。
会社で言えば「嫌ならやめるしかない」と言われるほどですが、
やめた後、それはそれで大変です。
だからズルズルと続いてしまう。ストレスを抱えながら。
関係性によってはなかなか断ち切ることができません。
声を荒らげるのも簡単にはいかないし、
かといって、我慢もつらい。
歪んだ人間関係は、さらに関係性を歪め、
それを正さない、もしくは関係性が断ち切れるまで、
ずっとずっと、心を苦しめます。
それが、対人関係の「沼」です。
抜け出せない理由
関係を断てばいい。
いいたいことを言えばいい。
そういう人もいますが、実情は単純ではなくて。
当人の心の中に出来上がった、「メンタルの鎖」が行動を妨げます。
会社を辞めたら生活が苦しくなる。
血縁者は大切にしなくてはいけない。
地域で嫌われ者になりたくない。
そんな、漠然とした不安が真綿のように首に絡みつくのです。
結論「沼を出ようとしてはいけない」
沼を出ようともがけばもがくほど、実はつらかったりします。
人間関係を取り戻そうと、自分の意思を封じ込めていい顔をする。
自分が我慢すればいい。
ひとまず一年頑張ってみよう。
もちろん、それでうまくいくこともあるでしょう。
しかし中には、心を病んでしまう人もいるかもしれません。
もがけばもがくほど、辛くなるのです。
沼から出ようとしない、ということは。
つらい対人関係から目を背けるということです。
新たな人間関係を構築したり。
何か趣味を始めてみたり。
毎週末は旅行に行ってみたり。
一見すると現実逃避みたいな話かもしれませんが、
これもひとつの手段として身につけておくといいでしょう。
対人関係は人生を左右するテーマですが、
それが人生の全てというわけでもありません。
沼を抜け出そうとすることから、ほんの少しだけ離れてみましょう。
巡り巡って、いい結果に結びつくこともあるかもしれませんよ。
おわりに
人生は、ままならない。
だからこそ私たちは、気持ちで負けてはいけません。
考えて、行動して、変えていく。
それだけです。