やっぱり、「際」って大切だと思うのです。
よくサッカーで、ボールに触れる瞬間の動きや体勢を「球際」なんて言うんですが。
その「際」です。
ギリギリのライン。
忙しい中でのギリギリ。
困った時に出す結論。
時間いっぱい考えた末の行動。
そういった、何かと何かの間に出すギリギリの結論。
その瞬間に「人は成長する」と思っています。
なぜか。
壁を越える行為だからです。
それまで踏み越えなかった場所にいくこと。
新しい世界を見ること。
人生を味わうことにおいて、これが必要なのです。
私は、とにかく保守的な人間でした。
石橋を叩くどころか、
ほとんど見向きもしないような人間でした。
だから石橋の限界も、どれだけ高いのかも、どれだけ叩いたら壊れるのかも。
落ちたらどれだけ痛いのかも知りません。
本当は、すんなり渡れるかもしれないのに。
もちろん否定はしません。
こうやって生きることも、悪いことではないけれど。
時には思い切って、 石橋を駆け抜けてみようと思ってから人生が変わったことは間違いありません。
ね。
心に余裕があるときでいいから。
たまには石橋を駆け抜けてみるのも、面白いかもしれません。