私たち人類。
人生の一番最後まで共にするものは、「自分自身」です。
多分その事実は変わりません。
心の奥底でひっそりと考えていることとか。
自分だけの経験とか。
記憶とか。
そういう、誰にも知られることのないものを胸に抱えて。
時に大切な人と別れたり、
失ったりしながら。
片時も離れることのない自分自身と共に、進んでいくしかないんです。
だからこそ。
自分の想いを誰かに託す、というのは。
私はとても大切なんじゃないかなと思うのです。
子どもを育てること。
教育者になるということ。
なんらかの芸術作品とか、そういうものを残す人。
人生を全うするというか、
生きた形を残すことは、私はとても素敵に思うのです。
もちろん、
そういうものを残さないことを卑下するつもりはありません。
どちらかというと、
私はそっちのタイプなので。
単純に残せる人の方がすごいと、個人的に思うだけの話。
ひとまず、懸命に生きときゃいいんです。
そんなことを思った今日でした。