私はたまに、漫画を読むんですが。
宇宙兄弟という漫画がとても好きです。
宇宙飛行士を目指す(になった)兄弟のお話で、
笑いあり、感動あり、ハラハラありの作品。
なんとも言えない魅力に溢れた作品だと思います。
その中でも、素敵なエピソードがあります。
「It's a piece of cake!」
という言葉にまつわるエピソード。
エピソードというよりも、
作品全体を通しての合言葉みたいなものかもしれません。
「It's a piece of cake!」とは、
直訳すると、一切れのケーキ、という意味です。
ただ、これはイディオム(慣用句)として使われるのが一般的だそうです。
イディオムとは、日本語で言えば「道草を食う」という言葉のようなものですね。
実際に道に生えてる草を食べるのではなく、
言葉から連想される「寄り道をする」という別の意味を持つ言葉です。
「It's a piece of cake!」
この言葉の意味は、一切れのケーキ。
一切れのケーキは、誰だってぺろっと食べちゃうものじゃないですか。
だから、この言葉は、
「楽勝だぜ!」という意味を持っています。
日本語っぽく表現すれば、朝飯前!のようなニュアンスとなります。
宇宙という過酷な環境。
人がぶつかる困難や苦悩。
そんな人生の障害に相対したときに、
「It's a piece of cake!」という合言葉を使って、
乗り越えていく。
もう、感動というか。
なんとも言えない響きがあるんですよね……。
もし、読んだことがないという方がいましたら。
全力でお勧めできる作品です。
困難にぶつかったら、ぜひ心の中で唱えてみましょう。
「It's a piece of cake!」