最近調子どうですか? 自分自身と向き合えてますか?
この記事は、自分自身と向き合うことについて、掘り下げています。
なぜ自分と向き合う必要があるのか?
自分と向き合わないと人はどうなるのか?
そんな疑問について、
病んでる系カウンセラーとして書いていきます。
結論、自分と向き合わないと損をする
まず言いたいのは、
自分と向き合わなければ、
人は損をする、ということです。
なぜなら、自分と向き合わなければ悩みの本質が見えないからです。
例えばあなたが人間関係に悩んでいたとしましょう。
うまくいかないことにイライラするのは当然です。
自分と向き合うということは、
そのイライラを受け入れ、何が原因なのかを知ること。
それをしなければ、ただイライラし続けてしまうだけなんです。
原因を掘り下げずして、解決はありません。
だから、自分と向き合わないと損をしてしまう、というわけなんです。
そもそも、自分と向き合う意味
私たち人間は、それぞれ世界にたった一人しかいません。
でも、私たちの心の中には、無意識という存在があります。
これは、自分自身であり、ちょっとだけ独立した考えを持っているものだと私は解釈しています。
例えば、ダイエットをしている時。
自分自身は痩せたいと強く思っているのに、
どうにも甘いものを食べたり、ドカ食いしたくなったりするじゃないですか。
これこそ、無意識が存在する証拠です。
痩せたいと思うなら食べなきゃいいのに、
無意識が邪魔をするわけです。
この記事で言う、自分と向き合うこと、の「自分」とは、
ダイエットの例で言う無意識だとイメージしてください。
無意識は、危機意識が高い
人は、期待感とか不安感という曖昧なもので一喜一憂します。
感覚とか経験、危機意識によって。
そんなことを感じるわけです。
楽しい未来があるとわかれば、気持ちは躍る。
嫌なことや不安があることが明確ならば、
どきどきしたり、嫌な気持ちになったり。
または、「どうにかしなきゃ」と行動を起こしたりするわけです。
これが無意識の性質と言えます。
つまり、なんらかの警鐘を鳴らしているわけです。
この警鐘にどう向き合うかが、
=自分と向き合うこと。
なんですね。
無意識と現実の乖離(かいり)
無意識と現実には乖離があります。
簡単に書けば、
無意識の思うがままに行動しても、現実で良い結果になるとは限らない、ということです。
先ほどのダイエットの例を考えればすぐわかりますね。
甘いものを食べたい、という無意識にもなんらかの理由があるわけです。
例えば、ストレスが溜まっているから解消しなきゃ、などと無意識が判断し、
「甘いものを食べてストレスを解消せよ」という指令を出しているというケースが考えられます。
しかし、現実にはどうでしょうか。
その指令に従っていては、(もちろん時にはそれもいいと思いますが)
ダイエットは成功しません。
だから、無意識と現実には乖離があるのです。
そこで必要なのが、
どう折り合いをつけるか、ということなのです。
自分と向き合い、折り合いをつける
この折り合いをつける、というのが、
要するに自分と向き合うことです。
なぜ、無意識はそう感じるのか?を捉えることが大切です。
なぜストレスが溜まっているのか。
なぜ無意識はそうさせようとしているのか。
そこに意識を向けてみる、ということです。
ダイエットの例で言えば、
甘いものを食べたい、という衝動にイライラするのではなく、
なぜストレスが溜まっているかに目を向けるということです。
それを考えれば、折り合いをつけた解決策が見えてくるのではないでしょうか。
もちろん、ダイエットはあくまでも例です。
これは人間関係から、あらゆる悩みでも同様です。
無意識にこうしてしまう、こう考えてしまう。
そういうものの「原因」を探ることで、
折り合いをつけた行動が取れる。
その先に、より良い未来があると私は確信しています。
おわりに
私がいつも、
自分自身と向き合うことの大切さを書くのは、
この感覚こそが人生を切り拓くためにとても大切なことだからです。
不安を感じたり、
ストレスを感じたり、
楽しかったり、苦しかったりするのは。
何かしらの理由が必ずあります。
そしてその感覚は、正常です。
しかし、 必ずしも感じたままの理由だとは限りません。
私は思うんですよ。
人って、他人に対して時に、
「いやその行動はあり得ないっしょ」
とか思うじゃないですか?
でも、その人の話をちゃんと聞くと、
別にわけの分からない思考をしてるわけでもなかったりします。
なぜか。
その理由は、結局こう。
単純にイライラとかに振り回された結果、
取ってる行動だったりするからです。
だから、
表に出てくる感情をしっかりと噛み砕いて、
その奥にある自分自身の本当の気持ちに目を向けましょう。
ただ気持ちに振り回されてしまえば、
心の奥底で望んでいるものとは違う行動を取ってしまうことさえあります。
無意識が発した警報に対して、
自分がどういう行動を取るか?を、
無意識は観察しています。
だから、意に沿わない行動を取れば、
やる気を失くすのです。
それが負のスパイラルとなり、
さらなる後悔を生んでしまうかもしれません。
いずれにせよ。
自分自身をしっかりと見つめること。
これがメンタルの基本と言えるわけなんです。