病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

人身事故という悲劇。

今日はすこし、昔話から。

私は昔、関東圏に住んでいたんですよ。
昔と言っても、今から数年前までです。

高校を出てから関東圏での生活。
当然、電車のある生活は初めて。

駅にいると、
「人身事故のための遅れ」
というアナウンスがよくあったのですが、

私は正直、なんのことだかわかりませんでした。

今思えば、よく考えればなんとなくわかることですが、

線路に荷物を落としたとか、
乗り降りの際にドアに挟まったとか。

そんなことを人身事故と呼ぶのだと、当時の私は認識していたのです。

だって。思わないじゃないですか。
そんなことが毎日のように起きているなんて。

それもまさか、自分が使っている路線で、とか。
私は事実を知って、とても信じられなかったのを覚えています。
(全ての人身事故が自死に関わるものでもありませんが)

しかし、身近にありすぎて、いつしか慣れました。
自分が予定通りに目的地につけないことに、怒りすら覚えたこともあります。

もちろん、それがおかしいだとか、冷たいとか。
そういうことを言いたいのではありません。

どこかこう、人の「慣れ」の感覚を。
どうなんかなぁ、と思った次第です。

これは今の、戦争に対するニュースと同じです。

事実をどう感じ、どう生きていくのか。

昨今のニュースを見て、 そんなことを考えるきっかけにすべきだなぁ。と。

そんなことを思いました。