病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

親の心、子知らずとかいう絶望の言葉。

「親の心、子知らず」
今日はそんな言葉についてのお話です。

この言葉はですね、私はあまり好きではありません。

なぜなら。
親御さんがこの言葉を発する時って、大体。

「子の心、親知らず」 でもあるから。

一方的に親側の心を悟れと言っているに等しいのだから。
子どもが何を抱えているかに対して、全く触れようとしていない言葉だから。

誰も幸せにはなれない。

だからあまり好きではないのです。

うん。

昔からある言葉は、すごく考えられた味わい深いものが多いはず。
しかしこの言葉に関しては、何だかなぁ……と思わざるを得ません。
(仮に何か深い意味が他にあるなら、私はまだ未熟で、それを感じ取れない)

心穏やかに生きるためには、
心と心の行き違いというやつはどうしても、
大きな壁になり得るものです。

ともに行くならば、その壁を乗り越えなくてはならないし。
それが無理ならば、物理的に離れるしかない。

いずれにせよ。
少なくとも圧倒的強者でなければ、
他者への尊重を忘れたらいいことはありません。

なんていうのでしょう。
ままならないものだな、と。

そんなことを感じた今日でした。