人ってこう。
積み上げられた歴史の中で
生きている、と思うんですよね。
例えば。
戦争は良くない!という考え方は、
過去の戦争の悲惨さとか、そういうものが伝わっているからですよね。
誰かの語った思い、
誰かが経験したこと、
何かの記録。
そういうものが、
いま生きている私たちの頭のどこかに入っていて。
それがより集まって、
ムーブメントが起きたりしているわけです。
公的なものじゃなくても。
身近な人の思いとか、
それこそ親の生き方とか。
そういうものも含めて。
誰かの思いが、
誰かの胸の中で噛み砕かれて、
咀嚼されて、
また新たな何かを生み出し、
そしてそれに触れてまた。
新たな何かが生まれる。
それが人の歴史。
「思いが紡がれる」ということなのかな、と思います。
せっかくだからね。
そういうものをほんの少し意識して、
生きていけたらいいな、なんて思うのです。