昔はよく聞きましたよね。
「歯ぁ食いしばれ」
という言葉。
気合いを入れろ、という意味を持つこの言葉は。
昨今あまり使われなくなりました。
誰だって、痛いのは嫌ですしね。
こう感じた理由は他にもあります。
近所の歯医者さん。
近所の外科。
みんな、痛いことは極力しない、という共通項がありまして。
そんな昔の言葉を思い出した次第です。
私は以前、膝を怪我したんですが。
膝の水を抜く、と言われて断ったことがあります。
(痛いのが嫌なので)
お医者さんはちょっと嫌そうな顔をしましたが、
「あなたが嫌ならしません」
と一言。
膝の水を抜かない方向で処置をしてもらったのです。
もちろん、やらなきゃどうしようもないことはしょうがないですが。
やらなくて済むことはしないでほしいですよね。
いろんなところで聞く話ですが。
お医者さんも、痛くすることにすごく敏感になっているそうです。
特に歯医者さん。
最近は無痛歯科なんてところもありますし。
痛い歯医者さんと、
痛くない歯医者さんがあるならば。
大体の人が痛くない方に行きますからね。
つまり。
時代は変わっている、ということです。
これは何にでも言えること。
昔はこうだった、なんて。
ほとんどの若い人には、通用しません。
仕事も何もかも。
アップデートができることはしていきましょ、というお話でした。
ということで。
