鈍感であるということは、
よく馬鹿にされるようなイメージがありますよね。
しかし。
これは全くもって違うと私は思っています。
鈍感だからこそ、できることがあるからです。
それは。
苦痛を苦痛と感じないことです。
これこそが鈍感たる所以みたいなところがありますよね。
はい。
鈍感さというものは、
生来持っているものと、後天的に身につけるものがあります。
生来持っているものは説明不要ですが、
後天的に身につけるとはなんなのでしょうか。
私は、経験によって身につけるものだと捉えています。
たとえば。
毎日30キロのランニングをしている人がいるとしましょう。
その人にとって、
1キロのランニングは朝飯前でしょう。
1キロ走ることに対して苦痛を感じるならば、
とてもじゃないですが毎日30キロを走ることなんてきっと無理です。
まぁ、頑張っている人もいるかもしれないですけども。
ずっとずっと、毎日毎日30キロ走っていれば、
少なくともだんだんと慣れてくることでしょう。
これが、後天的に身につける鈍感力、と言っていいと思います。
で。
この鈍感力が結構ですね。
いやかなり。
大事だと私は思うのです。
人生においてつらい思いをすることがあるというのは、
まぁまぁ当たり前の話なんですけども。
それはきっと、無駄にはならないんです。
少しずつ。
少しずつ。
私たちの鈍感力を上げてくれるのです。
そうなれば、
きつい状況であっても、平気で動けるはずです。
なんだかんだですね。
ものは考えようで。
もし今、「つらくて逃げ出したいな」なんて思うならば。
ちょっと考えてみてもらいたいと思います。
今こそ鈍感力を磨くチャンスじゃないかな、なんて。