私は今、一つの目標を叶えようとしています。
それはもう、ここ数年に渡ってずっと叶えたかった目標です。
それが叶うかもしれない。
しかし。
私は、それをいたずらに喜びたくはない。
というのが今日のお話です。
理想とか、そういうものって、
手に入れるまではとてもとても欲しくてたまらないものです。
しかしいざそれを手にした時にどんな感情になるかは分かりません。
自分が思っていたよりもいいものではないかもしれない。
そういうものなのです。
ね。
人生って理不尽なんですよ。
人一人の想いなんて、
のれんに腕押しにもなりません。
理想を掴んだ時にどう思うか。
何を感じるか。
そんなものは掴んでみないとわからないという鬼畜仕様です。
よく言われるのは、結婚ですよね。
愛し愛され、たくさんの人に祝福され。
そうして手に入れた生活が、意外にも残念なものであったり、
がっかりするものだったりするわけです。
でも。
人はそういうものを手にし、そしてまた悩み、たまにうまく行ったりしながら、
生きていくしかない。
というですね。
そういうもんなんですよ。
時には、
清水の舞台から飛び降りるが如く、
何かを手にすることもあるでしょう。
期待しすぎるな、とは言いません。
しかし。
ある程度の年齢になると。
まぁ、こんなもんか、ぐらいで生きるのがいいんじゃないか、と。
そんなふうに思う今日この頃です。
なんて。