そんなことを思った日です。
努力が報われなかった、などということではありません。
すごい人が、ものすごく頑張っている。
でも、精神的な負担はそんなにない。
(自分の肌に合っているから、好きなことだから)
そういう瞬間を目撃したからです。
私はこれをですね。
才能と呼ぶんだろうな、と考えています。
人生ってやつは、そううまくはいきません。
自分のやりたくないことを頑張らなければいけない時もあるでしょう。
好きなことを精一杯やることができない、そんなことも当たり前にあります。
目の前にある「やるべきこと」は、
必ずしも自分の好き嫌いとは一致しないのです。
才能というのは、
それらが奇跡的に合致した状態の人を指すのではないでしょうか。
では「努力」とはなにを指すのでしょうか。
先に書いたように、
人生とは必ずしも自分の思い通りにはならない。
つらい思いをしてそういう状況を乗り切るためのものか。
そうではありません。
私は、
「才能という扉を開くための一歩」だと思っています。
すべてが楽しいことばかりではありませんが、
そういうものだと思うのです。
なぜなら、大体の事柄が、
やればやるほど理想に近づくことであり、
その先に快楽があるからです。
なんでもそうじゃないですか。
できるようになってからが楽しいんですよ。
そこに行き着く初めの一歩が、
努力なわけです。
はい。
だから努力しよう、ということです。
最初はたいして好きじゃないかもしれない。
つらいかもしれない。
でも。
そんな私たちにもできることが、
努力なのだと。
そんなことを思った今日でした。