あなたがもし。
どの程度悪いかわからない、重い病気で入院したとして、
突然疎遠になった親族が見舞いに来たとしたら、何を思いますか?
私はなんとなくですが。
あぁ、自分は長くないのだろうなぁ、と悟ります。
きっと親族の誰かが、
そうやって話したのだろうと。
「最期だから顔を見てやってくれ」と。
そんなことを話したんじゃないかな、って思うのです。
良し悪しははかりかねますが、
そういうお見舞いの後すぐに、
息を引き取った、と言う話を何度か聞いたことがあります。
なんとも。
まぁ。
うん。
そんな話が身近にあったもので、今日はそんな書き出しにしました。
家族それぞれにいろんな事情があるので、
正解も不正解もないんですよね。
全ては人の営みと言いますか。
そういうもんだと思いますので。
それぞれが個々に考え、
個々に行動し、
そして絡み合い、
為されていくことが、
まぁ、人生なのかなと。
そういうふうに思います。
その中でですね。
自らが自らの知覚できる世界の中で、
どうしていくか。
それが大事というか、
人生の諸々だと思っています。
なかなか難しい世界であり、シンプル極まりない世界観。
そんなものの中で生きているんじゃないかな、と。
ざっくばらんに思った今日です。
正解も、不正解も、全ては自分がどう感じるかでしかなくて、
そんで色々あろうがなかろうが、
人の一生なんてものは100年そこそこしかなくて。
その100年もあっという間に過ぎ去って行くもので。
次の100年には、
歴史上の偉人でもなければ、ほとんど何も残ることはなくって。
そういうもんなんだなぁ、と。
とにかく思う次第です。
せいぜい己の自由に動けるのは、
60年くらいでしょうか。
最初の20年は親の庇護下。
最後の20年は介護と衰え。
そんなもんです。
まぁなんというか。
絶妙な期間ですよね。
長くもあり、短くもあり。
そして、たった一回では為せることに限界があって。
適度に未練を残すような。
次代に何かを託したくなるような。
そんな期間なのかな、なんて勝手に感じます。
あなたの人生は、いかがでしょうか。
なんて。