先日、とある光景を目撃しました。
それは地元の市営の運動公園での出来事です。
私は久しぶりに会った友人とベンチに座って話していたんですが、その視線の先で5歳くらいの姉弟がお父さんとそり遊びをしていたんです。
30m以上の結構急な斜面だったんですよね。
で。
上の方から結構なスピードで滑っているわけなんですけども、何度も何度も失敗するんですよ。
途中でソリから落ちてしまったり、
横に倒れてしまったり。
私だったらですね。
多分投げ出すと思うんです。
だって痛いですし。
しかしその姉弟は違いました。
転ぶかもしれないのに、
何度も何度も登っては滑り、登っては滑り。
しばらく友人と眺めていましたが、最終的にはするりするりと滑るようになっていました。
いやね。
友人と2人で感動していましたよ。すごいなって。
雪があるとはいえ、その時にはもうあまり多くなくて。
ところどころ地面が見えてたんですよ。
そうとう怪我をしたんじゃないかなと思います。
そして、「俺らに足りないのはこういうとこだよな」なんて話をしました。
失敗してもめげない。
やり通す。
名も知らぬ姉弟に、そんな気持ちを思い出させてもらいました。
なんて。
今日はそんなことを書きたいと思った日でした。