よくですね。
自己対話のワークなんかで、心の声を全部吐き切る、っていうのがあるんですよね。
なんでも良いんですけど、例えば。
今の自分を苦しめているものはなに?
という質問に対して、
その答えを100個箇条書きにしてくだい。
みたいなやつです。
最初はなんとなく浮かんだことを書くと思うんですけど、30個ぐらい書いたら、あとはそんなに出てこないんですよ。どんなにストレスを抱えている人でも。
ですが、100個書き出さなきゃいけないので、なんとか捻り出すしかないんです。
水道水が変な味する。
いつもいくコンビニの店員さんの態度が悪い。
みたいな、ぶっちゃけどうでもいいようなことも出てきます。
しかしその中には時々川で採れる砂金みたいな、すごく自分の心を表すものがあったりするんですよね。
これが今回のタイトル、心の奥底をさらうということです。
自己対話というのは、自分の心の中なのに自分では認識できない部分に焦点を当てることを意味します。
それがこういう、無理難題の箇条書き的なワークだったりするんですよ。
誰だって自分の部屋に大体何があるかは知っていると思うんですけど、じゃあエアコンのリモコンの右上のボタンは何かとか、覚えてないじゃないですか。
そういう感じかなと思うんです。
そこを知ることが無駄ではないかと言われればそうかもしれません。
しかし、自己対話というものはいつもなんとなく、それとなく大事にされ続けているものです。
そこにはちゃんと、意味があるんですね。
私にとってはこのブログが、ある意味では心の奥底をさらう役割を持っていたりします。
いつもありがとうございます。
なんて。