私は子どもの頃から、当たり前ができない人間でした。
怖くないよ、やればできる。
みたいなことは全然できなくて、逆にこれは簡単じゃない、いきなりは無理だってことがスッとできる。
という謎の特性を持ってましたね。
特に記憶にあるのが、自転車です。
なかなか乗れなくて、補助輪を使って練習して、
みんなが乗れるようになっても乗れなかったので、
家でもこっそり練習して。
それでようやっと乗れるようになった、という感じです。
最近も似たような感じなのですが、
誰でもできるってやつは結局、幻想みたいなものなのかなって思っています。
人間、大体初めてのことはできないのだから、
慣れるしかないわけですよ。
やってみるしかないんです。
その結果に、人は何かを得るわけなんですから。
そこまでに多少の差異が出るってだけの話です。
これ、いろんなことに言えると思うんですよ。
中にはもちろんできないこともあるし、
そうじゃないこともある。
結局、やってみないとわからない。
だからまずやってみることが大事です。
その後で続けるかどうかを考えたらいい。
さらに言えば、そういう経験が積み重なると、
これはやるべきでない、とか。
やらないでおこう、とか。
他の時間を削ってでもやろう、とか。
そういう判断の精度も上がってくるのかなって思います。
時間は有限ですから。
私は特に不器用なので、そういう生き方をするべきだと思っています。
なんの話やねん、という感じですが。
今日はそんなことを思った日でした。