命の危険に直面するというのは、世界観が変わる。
先日、命に関わる大手術を乗り越えた友人が話してくれた言葉です。
私もこれまで数度、命を落としてもおかしくない経験をしたことがあります。
病気、事故。
そういったものです。
その結果、私の世界観が大きく変わったかと言われればそうだ、とはいえないんですが。
話していて、「なんかそんな感じする」というのが友人に言われた言葉です。
にじみ出るもんなのでしょう、きっと。
はい。
でね。
今日は何が書きたいかと言いますと、
人間、経験が全てだよね、ってことです。
実際のところ、
人が行動を起こすということは、
過去の記憶や経験に基づくものが大半です。
苦しい思いをしていれば、
次はそうならないように。
今度は同じ苦痛を味わわないように。
次こそは見返すように。
そんな思いから、気持ちが発火し、行動を起こす……。
そういうものの繰り返しが人生のひとつの側面なのかなって思います。
だから、どんどん経験すべきだし、
どんどん味わうべきだと思います。
いいことも悪いことも、おしなべて自分のためになるのですから。
何にも不安がることはないし、それでいい。
なんとなくですけど、野山で育った私は大人になった今、あらゆる病気に対しての免疫がついているような気がします。
あの時は痛くて、泣いたりもしたけれど。これもまた経験かなと思います。
そんなことを感じた今日でした。