身に覚えのない、銀行引き落とし。
怖いですよね。
今日はそんなお話を書こうと思います。
ことの発端は、親からのLINEでした。
「身に覚えのない銀行引き落としがある」と。
何だそれは、と思いましてね。
調べたんです。
で。
その結果。
発覚したのが。
多数のサブスクリプション(月額課金制サービス)でした。
その大元は随分前に兄が親に勧めた、某米企業の動画配信サービス。
テレビに端末を差して課金すると、番組が見れるというタイプのやつです。
これ。
確かにまずはサブスク登録しなければいけないんですが、
厄介なのはその豊富なサービス。
例えばNHKとか。
スポーツのやつとか。
韓国?ドラマとか。
有料の見放題とはいえ、それぞれのサービスで取り扱っている番組が違うんです。
その端末によっていろんなサービスと契約できるわけですよ。
私でも複雑なのに、六十を超えた親が、
「それぞれのサブスクに登録しないと見れない」
ということを理解しているはずがありませんでした。
しかも上手いのはそのやり方です。
私もその時初めて見たんですけどね。
ある動画配信サービスの有料番組には、
「14日間の無料枠で見る」
というボタンがあったんですよ。
これがまた巧妙極まりない。
その言葉だけ読めばですね。
なんとなく思うわけです。
無料で見れるんだなって。
しかし、それはありがちなサブスクの罠で、
「14日間の無料枠で見る(ことはできるけど15日目以降から月額980円の課金が自動的に始まります)」
ってことが本来の意味なんですよね。
そこまでは確認しませんでしたが、おそらくどこかにそういう規約みたいなのがあって、
後から文句をつけることはできない仕様なのでしょう。
そんなこんなで。
知らず知らずのうちに登録されていたサブスクリプションが出るわ、出るわ。
ほぼ見てもいない(興味のある番組を一つ見ただけ)のサブスクが5,000円ぶん以上。
それを毎月、ただ支払っている状態でした。
まぁ悪いのは知らずに使っていたこちら側なので、今更返金だどうだということはしませんでしたが。
どんなサービスも、ちゃんと理解して使うことが大事なんだなということを改めて痛感した次第です。
特に最近は海外のサービスや商品が身近になりました。
それらは日本製のサービスと違い、いろんな面から見て親切さはないと私は感じます。
(日本製のサービスの親切さが異常なだけとも言えますが)
なのでその辺。
注意が必要な世の中になったなぁと思います。
弱肉強食ですよ。世は。
なんて。