人って、それぞれ考えがあるじゃないですか。
当たり前ですけどね。
で。
その考えが一致しないことなんていくらでもあるわけです。
そうなった時に、
思いを伝えることは難しいよね、ってことが今日書きたいことです。
まず前提として。
自分の考えを伝えようとするときに、
相手の心の中に、
それを受け入れる気持ちがない場合。
これがとにかく厄介なんですよ。
だってそもそも受け入れるつもりがないんですから。
受け入れない方法は、いくらでもあるんです。
例えどれだけ理屈をこねて相手を打ち負かしたとしても、
極論「うるさい!」と叫ばれればそこで終わりです。
裁判で白黒つける、みたいな話を除いて、
一般的なやり取りの範囲で言えば、
ぶっちゃけ無理に等しいんですよ。
厄介なのは、
それでも伝えなければいけない場面がある。
ことです。
これは思い返せば、
私が避けてきたことです。
今は相手に言っても仕方がない。
こんなことを言っても聞いてもらえるはずがない。
自分なんて……
相手がこうだから……
などと思いながら避けてきたんです。
しかし。
例え受け入れられなくても、伝えることに意義があることもまた、ある。
そんなことを思った次第です。
断られても、伝える。
意味はないと思っても、伝える。
相手がどう思うかは、相手次第でいい。
「自分が伝えた」ことに意味がある場合は、
例え無理筋でもやったことは無駄ではない。
そんなケースがあるのだと、
最近実感したのです。
まだまだ世の中には、
学ぶことがある。
そんなことを思った今日でした。