お楽しみは、最後まで。
私は、楽しみは最後まで取っておくタイプの人間です。
例えばグラタン。
チーズの部分はできるだけ食べずに取っておいて。
(下の具の部分だけほじくって食べます)
最後にチーズをガッといただく、とか。
そういうタイプなんですよね。
多分最後まで取っておきたいタイプの人の中でも、
わりと濃いめの人種だと思っています。
まぁ。
だからなんだ、って感じですが。
自分の自由にできる範囲の中で、
最大限の喜びを、
一番大事にしている、という感じかなと思っています。
なんていうんですかね。
限られたものを大事にしたいんです。
ですが、最近それではだめなんだなって思うんですよ。
少なくとも自分が、という話で、別にこれが間違っている!とかそういう話ではありません。
私が求めるのは、
極端な例で書けば、
チーズが山盛りになったグラタンを食べられるようにする。
ということなんだなって思ったんですよ。
イメージですけど。
チーズを最大限に楽しむ、という観点は変わらないんですが。
その上限を引き上げたいなって思うんです。
チーズが好きで、口いっぱいに頬張りたいのなら、
量が多いほどいいわけじゃないですか。
だから、最後まで我慢してそうするんじゃなくて、
はじめからチーズが山盛りのグラタンを頼むことができたなら。
そりゃずっと幸せなんです。
もちろん。
こんなことを書いておいて、アレなんですけど。
正直これは間違っているな、と思うんですよ。
グラタンという食べ物は、
いろんな具材が入っていることは大切だし、
たくさん食べたら食べたで、
カロリーだってとんでもないことになります。
そもそも、一度の食事で食べ切れる量なんてたかが知れていますし、
たくさんチーズを食べたら油でウェってなるんです。
そればかり食べていたら、病気にだってなるかも知れません。
欲をかいたってしょうがないのは知りつつも。
それでも私は、そういう強欲の道に進みたいんです。
吐きながら食べる、であっても良い。
いろんなものを取り返すために。
大切なものを失ったとしてもです。
グラタンは例えで、これはいわゆる「生き方」の話。
なんて。
そんなことを殴り書きたいなと思った今日でした。