病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

何かをひねり出した話。

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最近私が体験したことを少し、書きたいと思います。

私事で申し訳ありません。
内容も、何の変哲も無い当たり前のことです。

しかし。
もしかしたら、こういうことを忘れている人がいるかもしれない。

もし忘れているなら、思い出すことで何かが変わるかもしれません。
事実、私は忘れていて、気付かされました。

今日は人に感謝された、という話です。


私は先日。
結構深めに己の身を切って、人助けをしました。

正直久しぶりです。

基本的には無理をすることを避けていた私が。
ちょっとしたはずみで、人のために無理して何かをしたのです。

幸いなことに感謝をしていただけました。

誰の目にも明らかなほど身を切ったんです。
バカだと言う人すらいました。

でも、なんだか。
その時に言ってもらった感謝の言葉が、頭から離れないのです。

「本当にありがとう」
言葉は、ありきたりなものでした。 しかしこれはきっと、いつものやつじゃない。

直感でそう思いました。

私は人の心なんて読めません。
もしかしたら何気ない普通の感謝の言葉なのかもしれません。

しかし私はその時に思ったのです。

人と深く関わるってこういうことだったな、と。

誰かの愚痴を聴かせてもらっていても。
相談を聴かせてもらっていても。

その後の、感謝の言葉は違う。

軽いわけじゃないし、それはそれでもちろんありがたいのです。

しかし今回のはものすごいリアルな人との関わりでした。良い意味で生々しかった。

人はいつしか、自分に守るものができて。
自分自身も守る価値ができる。

その中で私は特に。

守るべきものの為に人との一線を引いてきた節があって。
だからこそこういったアグレッシブな人との関わりを図らずも再び経験して、こんな思いに至ったのだと思います。

ものすごく、単純に。
何となく自分が感じていた人との距離感とか、孤独感って。
自分が引いた人との境界のせいで感じていたのかもしれない。

そう思いました。

子どもの頃はもっと、必死に人の近くに行こうとしていた。
必死に深く、人と関わろうとしていた。

大人になってどこか、人との距離が離れたように感じます。

もっと人と過ごす時間を大切にしたいなぁ。 そうは言っても、何事も簡単にはいかないけれど。

もし人との距離をや孤独感を強く感じる人がいるならば。

自分の身を切ってでも人と関わること、もし忘れていたらやってみませんか、と言うことを伝えたいと思います。

もちろん、必要以上に切れとは言いません。
多くの人は、日々苦しい思いをして過ごしていると思いますし。

ましてやそれが感謝の気持ちとして返ってくるかも定かじゃありません。

しかし。
そんな時期は誰しもあったんじゃないかなと思うんです。

誰かに、何かしらの形で寄りかかっていたはずです。

時に凝り固まった思考をもみほぐすと言う意味で。
自分の身を切って誰かのために何かをやってみるのはいいんじゃないかなと思います。


私は。
いつも何だか鬱々とした記事を書いてしまうのですが。

正直、もっとほっこりする話を書きたいと心のどこかで思っているのです。

しかしながら。
そんな話を受信するアンテナをどこかに落っことしてしまったようで。

プライベートの中からそう言う話を引っ張ってくることができません。

悔しいのです。
せっかく読みに来てくださった人に、少しでも。
何かを感じてもらえるように書けないのが。

きっと、こういう気持ちの中から、自分にできることを見出すことが必要なんだろうなと。

思い直してみた、今日でした。

なにがし。