カウンセラーの考え方の中に、人同士の相性の合う、合わないは不可避的現象である、というものがあります。
カウンセリングという特殊な環境下の、限定的な領域ではありますが。
人間関係構築のプロと言えるカウンセラーですら「合わない人とは合わない」と言い切るわけです。
もちろん付き合い方とか、どんな関係性を構築するか、どんな境遇で出会ったか、どういう関係性なのか。
そういうものは少なからず影響して。
本当に相性として悪いのか、というところは誰にもわからないのですが。
時に、そういう無理な人間関係の中でものすごく苦労されている方を見ると。
なんて言えばいいのか…と悩みます。
カウンセラー的正解は、ただひたすら話を聞くのが唯一のものなのですが。
そうでない、友人関係や仕事関係でアドバイスが必須な場合は、
頑張れも、諦めろも苦しめる結果にしかなりません。
相性って、難しい。
私がずっと思い続けている、人生や人そのものと同じで。
ものすごく単純で、複雑なもの。
なんて。
そんなことを思いました。
なにがし。