イライラやモヤモヤ。
こういうものは本当に厄介です。
ある程度のレベルのものであれば、割り切ることで対処できるものですが。
本当に苦しい時は、対処どうこうではありません。
そんな時の向き合い方を今日は、まとめてみたいと思います。
この記事のターゲット
- イライラやモヤモヤが消えない
- 身近にいる人がいつもイライラしていて向き合い方が分からない
イライラ・モヤモヤの正体
まず最初に、イライラやモヤモヤの正体を探っていこうと思います。
イライラは、簡単に書くと怒りですね。
モヤモヤは、どうして良いか分からない、漠然とした不快感のようなものでしょうか。
両者の違いは捉え方にもよりますが、原因が分かっているか、そうでないかの違いでしょう。
少なくとも、おおよそ精神的なストレスによって生み出されているという点は共通しています。
何らかの外的な刺激を受けて、心が不快と感じる。
それによるアレルギー反応のようなものがイライラやモヤモヤの正体です。
イライラもモヤモヤも、自分で生み出している
はっきり書きましょう。
イライラもモヤモヤも、自分の心から発生しています。
これは別に、その人の心を否定したいわけではありません。
単純に事実です。
外的な刺激という原因はあるものの。
実際に人を苦しめるイライラ、モヤモヤはそれに対して発生する心の働きです。
どうしても。
イライラしてしまうと、その原因を排除しよう、あいつが全部悪いんだ、という気持ちになりがちで。
それもはっきり書くと、当たり前です。
それができるならやってしまえば良いと思います。もちろん、常識の範囲内で。
しかし、それができず、ただただ苦しむ人は世の中にたくさんいて。
そういう人はこの事実とちゃんと向き合わないといけません。
全ては、己の心の内から発生しているんだ、ということ。
そして。
己の心の内から発生しているからこそ。
自分の心と向き合うことでイライラやモヤモヤに対抗できるということを。
イライラ、モヤモヤとの向き合い方
特に難しい論理や方法は必要ありません。
自分が今、何を考えているのか。
自分は今、何が問題だと感じているのか。
自分は今、何がイライラの原因なのか。
自分は今、なぜそれにイライラしているのか。
自分は今、どうしたいのか。
自分は今、何をしなくてはいけないと思っているのか。
分からなくていいから、こんなことを。
自分の今の素直な気持ちと、ただまっすぐに向き合ってみましょう。
もちろん、言うほど簡単には出来ないかもしれません。
それでもいいんです。
向き合おうという態度を、自分の心に見せるだけでも良いんです。
「私は、私の心を案じているんだ」
そういう気持ちこそが大事なんです。
人は心に振り回されるのです。
それはつまり、自分の思考とは別のコントロールできない部分が確かに存在するということ。
言うなれば心の中のもう一人の自分です。無意識、心そのものと言ってもいいでしょう。
向き合うべき心とはそういう存在です。
向き合おうと努力している意識を、どこかに隠れて見ています。
まずはそこから。 始めてみることを強くお勧めします。
自分以外がイライラしていたら
自分以外がイライラしていたら、どうすればよいのでしょうか。
これは、対応はもちろん人によりけりですが。
一般的な話として、こうしたらいいんじゃない?というアドバイス的なものはリスクが高いということだけ知っておきましょう。
言いたくなる気持ちも分かります。聞いている側だってストレスたまるんですから。
そこは、相手との信頼関係がどれだけ強固に構築されているか、というところによりますが、
本当に相手のことを思うなら、言いたくなる気持ちをぐっと抑えましょう。
思考の特性としてみれば、特に男性は要注意です。
相手からどうしたら良いと思う?と言われた時に一言二言、返すぐらいで良いかと思います。
あとは、相手の言いたいことをひたすら聞きましょう。
相手が7発言したら、3返すぐらいでいい。
私の、カウンセラーの師匠に言われた言葉です。
もちろん、難しいですけどね。
おわりに
久しぶりに、ちゃんとメンタルな記事を書きました。
悩みとの向き合い方は人それぞれです。
ただし、自分と向き合うことは基本中の基本です。
参考にしていただけたら、幸いです。
ちなみに、相手が7発言したら3返すぐらいでいい、という師匠の言葉を書かせていただきましたが、師匠クラスになると9対1でいけるとのこと。エグい。
なんて。
なにがし。