病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

目標は、手書きに限る。

便利なパソコンのソフトやアプリが沢山ある昨今。

メモから予定から、パソコンやスマホに入力して持ち歩くことが増えました。

マインドマップもパソコンで綺麗に書ける時代です。
今日はそんな便利なものに反して、手書きも良いよ!というお話です。

手書きと入力の違い

直筆の手紙。
メールやLINE。

おおよその使い方は一緒でも。
それらの持つ力の方向性、メリットデメリットは全然違うと思います。

一発勝負や大勝負に向いているのが手紙。
ビジネスなど、軽めでしっかりしたやりとりにはメールやLINEといったところでしょうか。

ざっくりまとめてみます。

直筆の手紙

メリット

  • 思いや感情が伝わりやすい
  • 温かみがある
  • 物として残る
  • 書いた側も、記憶に残りやすい

デメリット

  • 書くのに時間がかかる
  • 切手や便箋の購入代
  • 誤字が気になる
  • 人によっては迷惑がる場合もある

メール、LINE

メリット

  • 手軽、ほぼ無料
  • 入力ミスはあるが、変換によって誤字は少なめ
  • 短文かつ繰り返しのやりとりも可能
  • 動画の添付なども出来る

デメリット

  • 手紙と比較すると思いや感情は伝わりにくい(怒りなどネガティブ方向なものを除く)
  • 誤送信の危険性が高め
  • 記憶に残りづらい
  • 返事がしやすいが故に相手からのリアクションが無いとへこむ

手書きが持つ力

このように。

相手に自分の意思を伝えるコミュニケーションツールとして。
手書きのものと、パソコンやスマホを用いたもの双方に良し悪しがあります。

役割がそもそも違う、とも言えますね。

手書きのものには。
記憶に残りやすく、感情や思いを伝えやすいという特性があります。

書くという行為が、力を持つのでしょうか。

この書くという行動をうまく利用すると。
実はちょっと、良い。

そんなお話を紹介します。

書くという行動にある、秘密

それは。
思ったよりも大変な動作であると言うことです。

普段何気なく私たちはペンを走らせ、言葉を書きますが。
その際の指や手の動きはとても緻密で、万にも及ぶいろんな動作をしていると言われます。

ちなみにパソコンのキーボードを打つ動作は単純で、十種類に満たないそうです。

万と、十。

手書きと、キーボード入力では千倍も気遣いが違う。

だから、脳がそれだけ頑張ったのなら、たとえ同じ字や言葉であっても。

紙に直接書いたものと画面越しのものでは意味合いが違ってくるわけです。

相手がそれをどう受け取るかは人によりけりですが。
体や脳は書くと言う動作がとても大変なのを知っているはずなので。

人の受け取り方もまた変わってくるのかなぁと思います。

手書きで目標を書くと達成しやすくなる!?

ゲイル・マシューズ教授という人がいます。

彼は。
目標を手書きで書かせたチームと。
パソコンで入力したチーム。

この二つのチームで、期間をおいて目標を達成したかどうかの割合を比較するとどうなるかという実験をしました。

結果は。
手書きで目標を書いた方が、目標の達成率が高かったそうです。
その差は40%とかなりの違いです。

まぁ、現実はそんなに甘くは無いのですが。
ドラマや漫画で昔はよく見かけた、浪人生が東大合格!なんて部屋の壁に書くということも、あながち悪くは無いのかもしれませんね。
この場合は浪人しているので微妙ですけれど。

この、ゲイル・マシューズという人は他にも。
書くという行動が目標達成にどう影響するかなど色々実験しているので興味があったら調べてみてください。

おわりに

ある目標に対して。
それが高ければ高いほど、みんながみんな鎬を削っていることが多いです。

勝敗を分けるのは。
努力、体力、時の運。
なんて言いますけれども。

圧倒的な結果で終わることもしばしばありますが、時々生まれる歴史に残る名勝負なんてものは。
案外、手書きの目標を書いたか、書いてないかのような小さな行動が勝敗を分けるのかもしれません。

なんて。

なにがし。