精神疾患もしかり。
たとえ健康であっても。
自分は、こうだったんだ。
そう気付くのはわりかし後の方で。
いつもと違う状態では、いつもと同じ感覚は持てないことが多いです。
思ったより強い口調で話していた。
表情に出ていた。
人間関係やこういったブログやメール、Lineも同じく。
自分がなにを言ったか、どんな風に言ったかを客観的に後から見ると。
思ったよりひどかったりします。
だから。
私もそうなのだけれど。
そういう時に特に言葉は大事だと思わされるのです。
自分が苛立っていようが、体調が悪かろうが、なんだろうが。
相手に届く言葉はそのままに、相手の心を傷つけたりもするもので。
それはもう、後から何を言おうと取り消したりはできません。
そういうやりとりも人間らしいと言えば、人間らしいのですがね。
難しいところです。
インターネットなんかは特に。
匿名であるがゆえの。
閉じ込めていた凶暴性やストレスを発散することもできるツールだったりもするわけです。
車も。
小学校低学年で使う、コンパスやハサミも、ぶっちゃけ身の回りのものは何でもそうですけれど。
相手に痛みや苦痛を与える、自分の何かを発散する際に、使い方次第でそれをより強化できる。
そういう側面もあったりします。
ただしネットはさらに。
相手もそれを使用してさえいれば。
離れていようが、不特定多数だろうが。
自分の攻撃性の標的にすることができます。
言葉と群衆心理、公共性。
たくさんの武器とともに。
車は凶器。
そう言われるようになって。
日本においての交通事故件数や死亡者数は減少傾向です。
近年ではだいたい、平成13〜17年をピークに減少し続けています。
これは。
厳罰化や取り締まり、車の安全性向上など様々な要因があってこうなっていると思います。
官民に関わらず。
車は危険なものであるという共通認識の元に。
様々な改善、取り組みがあってこのような結果に至っているのでしょう。
このように。
理性と知性のもとに、改善し反省することでこのようになるんです。
会社も、ブラックブラックと騒がれるようになって世の中は変わりつつあり。
売れるはずがないと言われたスマートフォンを誰もが手にし。
俗に言うバカッターも吊るし上げや見せしめによって最近では目にしなくなったように思います。
今回の新型コロナによって多くの人の考え方も変わりました。
人の考え方は起きる物事やその結果によってどんどん変わっていきます。
世の中がどうなるかなんて、凡人の私には想像もつきません。
ただ。
起きた問題に対して、それから目を背けるような社会では絶対にあってはならない。
少なくともそれだけは後からではなく。
いま、現時点で何としても気付かなくてはいけないのかなぁと思います。
全ては未来のために。
なんて思いました。
なにがし。