今更ながら。
このブログのテーマを最近考えるようになりました。
色んな情報に触れて、たまに軌道修正していくのも大事かなと思うようになったからです。
メンタル関係寄りの雑記ブログというイメージでやってきましたが、このブログを読んでくださっている方々がどんな事を書いたら嬉しいのか、どんな情報が役に立ってもらえるのか。そんな事を日々考えています。
実際に書いた記事は、思ったよりイメージに沿っていなかったり、文才の無さを露呈しているものばかりです。
しかしながら、ほかのブロガーさんも言っていますが、継続する事に大きな意味があり、読んでくださっている皆さんに甘えさせてもらいながら勉強しつつ書かせて頂いています。
いつもありがとうございます。
まずは、感謝から。
漫画や小説から学ぶ
突然ですが。私は良く漫画や小説を読みます。
ちなみに漫画の方が短時間で多くの話を読めるので割合としては多いです。
物語にのめり込んで、頭を空っぽにする時間が作れます。
そして、登場人物の思いや、考え方を感じて。
生き方の参考にしたりします。
だいたいの物語は、主人公が困難に立ち向かいます。
なにをどうして、困難に立ち向かうのか。
どんな思いで、その道を進むのか。
工夫して、努力して。出会って。支えられて。
そういう道のりの中で成長していくことは、実際の人生にも当然ながら多いに似通っています。
今日は、そんな中から。
最近読んだお話と心理学をテーマに。
片喰と黄金
という漫画が少年ジャンプ+というアプリで今だけ無料で公開されています。
実際に1849年にあったカリフォルニア・ゴールドラッシュを題材にしたお話です。
wikipedia:カリフォルニア・ゴールドラッシュ
主人公は14歳の少女です。
飢饉に苦しみ、飢えて死にかけながら死体漁りをしていた少女が、ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアに向かい大金持ちを目指すというお話です。
たくさんの苦しみの中で生きてきた少女が言います。
「ささやかな幸せなんていらない」
「慎ましい生活が保障されたとしても、そんなものでは到底満足できない」
彼女は、大金持ちを目指す。
飢えなんてもってのほか、子や孫の代まで続く莫大な財産を。
そんなお話です。
昇華という考え方
人間には、防衛機制という心の働きがあります。
つらい時、その場から逃げ出す逃避。
心の奥底に気持ちを封じる抑圧。
他人に怒りをぶつけてしまう攻撃など種類は様々です。
その中に、昇華という働きがあります。
つらい時、その思いをエネルギーに変えて行動を起こす働きです。
例えば、足を失ったスポーツ選手が車いす競技に転向して大きな功績を残すといった事例が有名です。
片喰と黄金の主人公の少女も、です。
つらい思いをしたから、いっぱい苦しんだから。
その思いをエネルギーに変えて。
ありきたりな生活、慎ましい生活のその先に行かなければ絶対に気が済まない。そんな力強い思いがこの作品の随所に描かれています。
どこまで、目指すのか
ここからは現実の話に戻ります。
いつも言っていますが、この現代を生きるのは大変です。
「仕事があるだけいいじゃないか」
そんな言葉を免罪符のようにして、ブラックな職場で働いたり、サービス残業をしてみたり。
上がり続ける物価の中で、世間一般の多くの人は先行きに不安を感じながら生きていると思います。
人によって、幸せの尺度は違います。
何が自分にとっての幸せで、どこまでどのように目指すのか。
自分が置かれている状況に甘んじるのか。
思いをエネルギーに変えて強く踏み出すのか。
歩く道は自由ですが。
少なくとも私は、強く踏み出していきたいと思っています。
おわりに
昇華。
生きていくうえで非常に頼りになる心の働きだと私は思います。辛ければつらいほど、苦しんだら苦しんだだけ。昇華できる心のエネルギーは溜まっていきます。
物事は表裏一体。
思いを解放して昇華するか、ただ捨てるのか。
全ては自分自身の心の内に。
なにがし。