病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

自立を、考える。

自立。

自らの心が、しゃんと地に足をつけて立っている。

そんな状態のことを言う。


子どもの頃。

中学生、高校生あたりだろうか。

親とどこかに出かけることが嫌になる時期がある。

私にもあった。

しかし、親がいないとどこか物寂しい。不安。

そんな時期。

そう思っているうちは、いくら親の前で立派ぶっていても、自立しているとは言えない。
親も、子も。

どんなに離れていても。
お互いの生活を送り、不安のない状態であることが、
親離れであり、子離れである。

親はいくつになっても子が心配という気持ちは分かるけれど。その状態である限り子はちゃんとした意味で自立できない。親自身もしかり。

子を大切に想う気持ちと、甘やかすことはイコールではないのだ。

親の心子知らず。
しかし、親は無くとも子は育つ。


私が前勤めていた会社の話を少々。

自分がいればなんとかなる。はご法度だった。

作らなければいけない環境は。
誰でも、出来る環境。

その考え方が染み付いているのか。
私も、いつどうなっても良いように生きている。

私がいればなんとかなる環境なんてなんの価値も無い。 そう常に考えている。

正解か不正解かは分からないけれど。
自分の番を次の世代に譲るんだ。

その世代も、さらに次に譲れるように。

そう考えなければ、自分の代のお荷物まで次の代に渡ってしまうから。

スムーズに、次世代に繋いでいける環境こそ。
追い求めるべきなんじゃないかなぁと思います。

親と、子の関係もしかり。

そうじゃないところは、次に回さず。
自分の代でケリをつけなくてはならない。

そう、思います。
なんの憂いもなく、世代交代が出来る。 そんな環境こそ、次の世代の自立を促す。

親、先輩、上司、社長。
位や立場は様々でも、必ず世代交代は来る。
現役時代なんて、そう長くはない。

前に立つ者の背中を見せることも大事だけれど。
諸問題を野放しにしての世代交代はいけない。

そう強く思います。
簡単では、ないのですけれど。

なにがし。