病んでいる時こそ、スポーツです。
今日は病んでいる時に効く応急処置を紹介したいと思います。
病んでいる時にスポーツが効く理由
もちろん運動したからといって悩みは解決しません。
でも、立ち直るエネルギーは得られます。
なぜか。
病んでいる時はストレスが溜まっています。
噛み砕くと、感情も一緒に心を蝕んでいるということ。
例えば恋人と別れた場合。
恋人と別れたという出来事+別れた悲しみ(感情)
これらが心にダメージを与えています。
出来事は現実的に起きたことなので変えられません。
しかし自分の心にまとわりつく感情は軽減することができます。
その方法として、別の物事に集中するということが効果的です。
人間は、忘れる
別の物事に集中するとなぜ効果的なのか?
それは人間が忘れる生き物だからです。
怒りの衝動を抑えるアンガーマネジメントという考え方では6秒我慢すると怒りのピークを抑えられると言われています。
さらに、だいたいの人は何かを並列に思考することは困難です。昨日と一昨日の晩御飯を思い出しつつ、今日の晩御飯の献立を同時に考えるのは難しいですよね。
少し使い方は違いますが、
人間の記憶の定着についての考え方のエビングハウスの忘却曲線では、1時間で56%の物事を忘れるとも言われています。
1時間前に恋人と別れて、その記憶を失うのはちょっとした病気です。出来事自体を忘れるわけではありません。
ただその時のショック、絶望感、悲しみなどの感情は時間とともに必ず薄れます。
だから。
つらい時は何かをするに限ります。
オススメ①スポーツ
競技によりますが非常に多くの思考を必要とします。 体の使い方、戦術。さらに勝ち負けが絡む競技なら尚更のこと。思いっきり楽しみましょう。
繰り返しの動きになるランニングやウォーキングはオススメしません。慣れたら色々思い出してしまうので。
オススメ②ゲーム、アプリ
これも、対戦型のアプリがいいかもしれません。
昔ながらのぷよぷよやテトリスのような。
ずっと考えるタイプのやつです。
オススメ③読書
これは読書慣れしてないと難しいかもしれません。
本の世界に没頭することで思考を遮ります。
オススメ④DVD、ネットサーフィン
読書と同じですね。
オススメ⑤カラオケ
カラオケも、音程を捉えたり喉の使い方や声の出し方を思考する必要があるのでオススメです。
大声を出すという点も良いですね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
もちろんこれらのオススメは応急処置に過ぎません。
物事にもよりますが、何か失敗したならば必ず反省は必要です。そのためのエネルギーを一時的に得る方法として紹介しました。
実際嫌なことがあったら、今回紹介したものを無意識にやっている人も多いかと思います。
しかし。
何故自分はこれをするのか?ということを理解した上で行うのと、そうでない場合とではちょっとだけ事情が変わります。
あくまでも冷静にこういう行動が取れるようになると、心のバランスを保つ方法が身につきます。
それによって立ち直りやすくなったり、より良い形で反省をする土台が出来ます。
単なる応急処置ではなく、その先のより良い行動の為に。
こういうことを理解しておくと何かの役に立つのかな、と思います。