今日は、知る人ぞ知る変態バンド、People In The Boxさんの紹介です。
音楽をある程度知っている人ならば、この曲だけでもリズム隊がどれだけ変態かが分かってくれると思います。
この曲はまだ優しい方ですが。
変態なリズム隊と、爽やかな声のボーカル。
技巧派変態バンド好きには垂涎の組み合わせと言えるかなぁ、なんて思います。
私は何度も生で聞きましたが、その度に毎回圧倒されていました。
人間が正確に刻めるリズムってこんなレベルなのか、と。
レコーディングをした音源ならばリズムは正確で当たり前ですが、
ライブでここまでジャスト中のジャストのリズムを決め続けるドラマーは、多くはないと私は思いました。
もちろん上手な人は上手ですし、リズム隊の上手い下手は簡単には語ることはできません。
グルーヴ感、なんて要素もありますし。
しかし、ことリズム感においては、このバンドには隙がありません。
えぐい。
ただただえぐいんですよ。
そして、私が思うに。
いやほんとに勝手に思っているだけなんですが。
このバンドの曲には、あまり感情がない感じがするのです。
リズムもそう、変拍子もそう。
曲調も、ボーカルの歌い方も。
非常にフラットな気持ちで聴ける気がします。
病んでいても、気分が良い時も。
いつだってこのバンドの曲は、そのまんま。
いつだって、そこにあり続けてくれる。
そんな風に思ったりします。
以前ご紹介したTHE BACK HORNとはかなり違います。
よかったら、聴いてみてください。
なにがし。