お盆という時期はですね。
人と人の気持ちが行き交う時期だと私は考えています。
亡くなった人への想い。
生きている人への想い。
そういうものがですね。
いろんな方向で行き交うと。
何度か記事に書いたようにも思うんですが。
お墓参りってあるじゃないですか。
あれって意外と曲者で。
たとえば今の60代以上の人っていうのは、
その子どもの20代とか30代の世代に比べて、
信仰が厚いんですよね。
「〇〇をしなきゃならない」
みたいに。
で、若者たちは思うわけです。
ぶっちゃけ、だるいなと。
もちろん全てが全てそうじゃなくて。
別にこう。
死者に対する尊敬の気持ち、みたいなのは持っていると思うのですが。
どこかこう。
年配の方々が言う、
「〇〇しなきゃいけない」
みたいなことに関しては、
温度差があると思うのです。
そうなるとですね。
気持ちが交差するわけですよ、生者たちの。
お墓参りをしないからこうだ、とか。
そんなことしたくないからこうだ、とか。
ウルセェ、とかだるい、とか。
先祖の供養がどうのこうの、とか。
私はこう、なんといいますか。
死者を弔うことは、その人の心ひとつ、みたいに捉えているので、
嫌なものを無理やり連れて行くのはどうかと思うのです。
私がもし、祈られる側であったなら、
「そんなことで喧嘩すな!」
なんて思うことでしょう。
ね。
そういうのが許せなかったりするのが、
『信仰』と言うやつなのでしょうけれど。
せっかくの夏休み。
楽しく過ごしましょうよ。
理由はなんであれ、
他者に何かを強要すると、トラブルになりかねません。
一番大切なのは何か?
そんなものが浮き彫りになる、とも言える。
なぁんて、思うわけです。