たまには、「始まりの場所」に立ち戻ることがいい、という話をします。
始まりの場所とは、
生まれた場所とか、
自分がよく行っていた場所など。
そういう場所のことを指します。
なぜなら、大体。
30年ぐらい生きていると、
その場所はそこそこ変わっているはずだからです。
なぜ変わっている場所に行くといいのでしょうか。
私はこう考えます。
「世の中は移り変わるもの」だということを何よりも強く実感できるからだと。
自然に囲まれた場所に人工物が立っていたり。
おばあちゃんが住んでいた家が廃墟になっていたり。
森だったのに、はげ山になっていたり。
綺麗だった場所が、汚くなっていたり。
そんな、時間が経過したことでしか成し得ない変化は、
私たちの心に必ずと言っていいほど、なんらかの変化をもたらすのではないでしょうか。
それが幼い頃、自分の世界の全てだった場所なら、尚更です。
よかったら。
行き詰まったときに行ってみてください。
誰もが持っている場所ではありません。
もしあなたにそういう場所があるのなら。
きっとそれは幸せなことですよ。
と、私は考えます。
なんて。