空想科学読本シリーズをあなたは知っているでしょうか。
世の中のファンタジーを科学で考える、みたいなシリーズの本で、私が子どもの頃に少しだけ流行りました。今もまだ刊行してるっぽいですが。
このシリーズはですね。
子どもに人気のSF作品とか、ウル⚪︎ラマンとか、そういう話に出てくる必殺技なんかを、「科学」で考えるおもしろ本です。
いまだに記憶に残っているのは、
ドラ⚪︎もんのタケコ⚪︎ターの話です。
あのタケコ⚪︎ターの大きさで人が飛ぶためには、
ものすごい回転数が必要で、
実際に人を浮かせるためにはとんでもない風量が必要で。
物理的にそんなものを作ったら、
起動した瞬間にの⚪︎太くんの頭皮がもってかれる、みたいな。
そんな話だったと思っています。
まぁ。
そういう話なんですけど、
これ。
物理とか科学に興味を持たせるにはとってもいい作品だなと思うのです。
目の付け所がすごく面白いと思うんですよ。
ストレートに「物理が面白い」と伝えるよりもずっと興味を持ちやすいんじゃないかな、と思います。
ね。
最近では、
子ども六法とか。
そういう本の系譜。
思い返せば、
ものすごい作品だったのかな、なんて今は感じます。
ストレートに伝えることもいいんですが。
なんかこう。
人の一生に何かのきっかけを与えるような、
そんな文章が書きたいな、と思ったのです。
そんな、春の1日でした。
なんて。