病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

紡ぐ、ということ。

ちょっと語りたいと思いました。

最近、いつにも増して命や心について
考える機会が多くて。
更に先日、身内が亡くなったので。

その時にバーっと綴ったものを。

特に意味はないんですが、載せてみたいと思いまして。


人の心は、単純で、奥深い。 こんな構造のものは、多分他にはないだろうと思う。

まっすぐで、時に捻くれて。
複雑だけど、時には雄大な自然を割る大きな一本道のようにはっきりと。

でも、知恵の輪の如く絡みあって。
秋の天気のように、コロコロと変わる。

そんな捉えようもないもの。

それが心であり、人そのものだと思います。


だから。生きることは楽しい。
知ることは、楽しいんだ。
人の数の何倍も、苦しみも楽しみもある。

人は、生きてこそ人だ。
死んだら、終わり。
他人の記憶の中で、もみくちゃにされ、
別の存在になり、薄れていく。

その人の心は、死後誰にも知ることはできないし、
生きている人の想像の産物でしかなくなる。
霊魂が存在するなら、思いを伝えることもできるのだろうか。

人の死に寄る度に、私はそんなことを考える。

当たり前に、人は死ぬ。

だから、その前に。

何かを、遺そうとする。
いや、生きていることそのものが、
すでに何かを遺すということなのかもしれない。

育て、
話し、
怒り、
教え、
泣き、
笑い。

その人がそこに生きた。
それだけでそこには沢山の、
生きた証が残っている。

育てた、子や孫がいる。
きっとそれだけでも、価値は計り知れない。

私もいつか子を持ち、孫を持ち。
そんなことを思い描かされる程だ。

長く生きたこと。
そしてそれを支えた家族の絆は、
見たものにしか伝わらない。

もちろん、生きた証はそれだけでは語りつくせないが、

私はそれを、紡いで生きたいと思う。少しだけでも。

月並みだけど。
こんなことが今、浮かんできた。


こんな私のために、祈ってくれたことを忘れない。
感謝してくれたことを、忘れない。 結果は散々だったけど。また頑張るよ。
間に合わなくてごめんね。

人は、何かを失って強くなる。

そこにあった人や物の役割を継ぐからだ。

紡ぐってすごい。
一本一本は細くて弱いけど。
少しずつ、編んで束ねれば。
頑丈で、強靭なものになる。

なんて。

なにがし。