病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

思い出の味と心を語る。

思い出の味。

皆さんは、あるだろうか?

よくある、母の味

そして近所の食堂の味

なんとなく今日は、思うところがあったので書いてみたいと思います。

学生時代を思い出す、母の味

個人的に私は無い、というのを先に書いておこうと思います。

理由はいくつかありますが、

母の料理のレパートリーが多くなく、レシピも完コピしているので自分でちょいちょい作って食べているからというところが大きいと思う。

なので、正直ありがたみは今の所あまり感じない。
おそらく母が亡くなった後で感じるのかなぁと勝手に想像している。

なので、テレビなんかでやっている母の味を久々に食べて嬉しいなんて感情は今の所私はない。

なので想像するしかないけれど、

きっと学生時代を思い出すとか母の優しさが身に沁みるとか、そういう感覚なのだと思う。

母が作ってくれたという行為に対してのありがたみが大きいような気がする。

料理は記憶を呼び起こす

匂いは記憶と結びつくので、料理にはそういう効果もあると思う。

他人の家でも、カレーの匂いを嗅ぐとふと昔のことを思い出したことはないだろうか。

私は、実家の古ぼけた台所を思い出す。

記憶に残る、何か

これはごくごく最近感じたもので。

なんとなくだけれど。

嫌なことがあった時によく食べていたものを欲する感覚がある。

私の場合は、母の味は前述の通りあまり強く記憶にないので、

社会人になりたての頃にずぅっと通っていたラーメン屋さんの味だ。

今は引っ越したのでもちろんそう簡単に食べることはできない。

そこのラーメンは醤油や味噌ではなく、九州のご当地ラーメン。

同じスタイルのラーメンを出している店は東北の田舎にはまずないのだが、

そういう店を無意識に探していた時に気づいた。

自分の心が、求めていたという感覚。

誰かに好きなラーメンの種類は?と聞かれても、味噌と答えていたのに。

いつの間にか探していた、味。

なんかラーメンの話だとすごく間抜けに見えるけれど、私の直感としてすごく感じた。

味覚から、自分を知る感覚。

きっと自分はあの頃に戻りたいんだ、とか。
自分は今、こういうことを思っているんだ、とか。

何気ない行動から、自分の求めているものを知るということはある。

思い出の味から、今の自分と向き合うということがある。

そういうことを今日は伝えたいなぁと思います。

おわりに

今日は思い出の味というものに焦点を当てましたが、こういうことは他にもたくさんあって。

例えば、昔やっていたスポーツをまたやりたいな、とか。
昔やっていた趣味をまたやりたいな、とか。

そういうふと湧き出る自分の欲望を見据えると。

その頃味わっていた感覚を、今自分が欲しているということと結びつくことがあって。

そういうものを漏らさずに感じ取ることは結構大事なことなんじゃないかなと思います。

自分が求めている、欲しているものの中に隠れていませんか?

意外と自分のことはよく分かっているようで分かっていません。

それどころか、長い間自分の気持ちを押し殺してしまうと、そういう欲求や記憶がある事すら忘れてしまいます。

自分と向き合うことを忘れずに、生きていきましょ。

なにがし。