私には今の所、子どもがいません。
しかし。
他の何も間に入らず、生み出してきたものがあります。
子どもの頃に書いた絵や作文から始まり、勉強に使ったノート。
このブログもその中の一つ。
バンドをやっている頃に作った楽曲や、
公開はしていませんがパソコンで何となく作ってみた曲や絵なんてものもあります。
それらは総じて。
はっきりと愛おしいと感じます。
病んで自尊感情が低くなると、自分のことはそんなに好きではなくなるけれど。
自分の体から解き放たれたそれらはちょっと違って変わらずに好き。
そんな風に感じるんです。
私の友人も言っていました。
彼は作曲ができるんですが、
世の中の曲よりも自分が作った曲が一番に感じるんだよなぁ、と。
それは決して驕っているわけではなく。
純粋に、自分が生み出したものに対する愛着。
なので。
そういう何かを創作する、生み出すということは。
他のものが持つことのない、愛着を感じるものを形にできる、ということ。
そしてその感覚はいずれ他人や、自分にも向けることができるでしょう。
病んだら、作れ。何でも良いから。
紙とペンがあれば何かは描ける。
パソコンやスマホがあれば曲も作れる。
愛されないなら、愛する存在をその手に。
なんて。
なにがし。