弱音は吐くな、飲み込め。
そんなことを言われたことがあります。
なんとも、スポ根な言葉ですが。
私はこの言葉にすがり、トラブルを乗り越えたことがあって。
この言葉、考え方は満更でもないなぁと思うのです。
追い詰められると。
心はぴんと張り詰め、余裕がなくなります。
弦を張った弓のようなイメージです。
その状態であれば、つがえた矢は鋭く飛んでいきます。
そこで弱音を吐くと心は緩む。
同様に張りの失われた弓では、矢も飛ばない。
かと言って弦を張りっぱなしでは、弓はダメになってしまいます。
為すべきことを為す。
そして、それが終わったら心を鎮める。
そんなところが大事だと思います。
合う、合わないは人それぞれで。
例えば適度に息抜きをしながら物事を進めるのが合っている人もいれば。
この様に、一定の目標を達成するまで無心にやり続けるのが合っている人もいます。
物事にもよるでしょうね。
長く遠い目標ならば適度に弱音を吐くという息抜きもありかもしれません。
一週間ほどの短い期間、集中的に行うならば一気に駆け抜けるのが良かったりもするでしょう。
つらさや苦しみは突然降りかかるものではありますが。
時としてそれは、武器にもなり得ます。
弱音を吐くと心は楽になるかもしれないけれど、エネルギーはある意味消えてしまうこともあります。
全身全霊をもって物事に立ち向かうならば、こんなことを考えるのも一手かなぁと。
今日は思いました。
なんて。
なにがし。