病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

火事場のくそ力、トンネリング。

今日はメンタルのお話を書こうと思います。

あなたは【トンネリング】という心理学用語を聞いたことはあるでしょうか。

トンネリングとは、視野狭窄の状態。

これが本日のテーマです。

これを知っておくと、
ほんの少しだけお得かも、しれません。

トンネリングの状態を引き起こす、欠乏

お金がない。
時間がない。

こういう状態ってありますよね。

つまり、お金や時間が欠乏している状態。

たとえば、

明日の食事もままならない。
莫大な借金を抱えた。
夏休みがあと1日なのに宿題に手をつけていない。

などなど。

こんな状態を欠乏状態といいます。

トンネリングとは

トンネリングの状態とは、

何かひとつのことに集中し、ほかのことに対しては注意散漫になってしまっている状態を指します。

トンネルの中にいると、たとえばトンネルの外の天気はわからないものですよね。
だから、トンネリングという名称がついているそうです。

このトンネリングの状態には、プラスの作用とマイナスの作用があると言われています。

トンネリングのプラスの作用

夏休みの宿題や、提出書類の締め切り間近。

あなたもこんなピンチを味わったことはないでしょうか。

そんなとき。
【火事場のくそ力】で問題を解決した経験はないでしょうか。

そうです。
ひとつの物事に集中し、ほかのことは無視。
ただひたすらに目の前の物事を解決するために思考し、成し遂げる。

私は何度も経験しています。

窮鼠猫を噛む、じゃないですが。

追い詰められた時ほど、ひとつの物事に対しての集中力があがるのですから。
こういった結果をもたらすことがあるのです。

トンネリングのマイナス効果

急いでいるときの赤信号はイライラするものですよね。

トンネリングのマイナス効果は、まさしく「視野狭窄」。

急いでいるときに安全確認を怠って事故に遭ったり。
本来行うべき手順を忘れ、大怪我をしてしまったり。

目的を達成することに集中しすぎて注意を怠り、
逆に大きなマイナスを引き起こすことです。

これは特に注意をしなくてはなりません。

トンネリングを活用する

本来、視野狭窄となるトンネリングは、引き起こさないに越したことはありません。

しかし。

プラス効果で述べたように
「火事場のくそ力」として使えれば、時として大きな結果を残すこともできます。

リスクはあるものの。

たとえば生命に危険を及ぼさないものであればやってみるとか(それこそ夏休みの宿題など)。

そういうのも、面白いと思います。

ひとまず、
時間やお金が欠乏した状態とは、トンネリングを引き起こす。

トンネリングとは、ひとつの物事に集中するあまり、他のことが注意散漫な状態であること

これだけでも覚えておいていただければ、何かの役に立つかもしれません。