病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

マイナス思考と共に歩む。

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人間、禁止された物事こそ、ついやってしまうものです。

なので。

マイナス思考は良くないものだ、と考えるから止められない。

そんなことが言えるんじゃないかなと思います。
今日は、そんなマイナス思考について書きたいと思います。

マイナス思考だから悪いんじゃ無い、結果的にどう行動するかだけの問題だと私は思います。

この記事のターゲット

  • マイナス思考に悩む人
  • マイナス思考の人との接し方に悩む人

マイナス思考とは

最近では、ネガティブ思考、なんて呼び方の方がメジャーかもしれませんね。

自分はダメだ。やっても無駄だ。人と関わるのは疲れる。

そんな方向性の考え方のことを指します。

マイナス思考は悪者じゃない

まず持って。
マイナス思考自体は悪いものではありません。
これは、私は言い切ります。
変に綺麗事でまとめるつもりはありません。
単なるベクトルの問題だと私は思っています。

みんながあっちを向いてるから、自分もそっちを向かなきゃいけない。
右に習えで育った我々にはそんな思考が染み付いています。

しかし、そうしなくてはならない法律はどこにもありません。

生きにくいのは確かです。
右に習っている方が、安パイの確率は高い。
でも、理由はなくとも。
思考の方向性なんて人それぞれです。 そんな風にただ、他人と向く方向性が違うだけだと思うんです。

マイナス思考の不利益

マイナス思考自体は悪くないと私は書きました。
しかしマイナス思考によって引き起こされる行動の中には、人を苦しめるものがあります。

いわば、マイナス思考は良くないと言われる元凶です。

それは。

マイナス思考から来る、自尊心の低下と行動力の欠如。
そこから結びつく、他人への影響や与える損害。

そういうものです。

ただ誰かがネガティブなだけなら全然いいのです。
しかし。

それによって自分が傷つけられたり、不利益を被ることによって。
あいつはダメだ、なんてざっくりしたレッテルを貼られるのです。

マイナス思考とプラス思考の特性

ここがポイントです。
ポジティブだろうがネガティブだろうが、失敗さえしなければ他人からの評価は良くも悪くも大きく変動しません。

しかし。

ポジティブな人に比べて、マイナス思考な人は評価が下がりやすいのです。
反撃してこないから言いたいことは言えるし、ボコボコにしたって周りからの賛同も得やすい。
ポジティブな人、行動的な人は言っても言い返されるし、そもそも良い印象を抱かれている場合も多いのですから、どちらかと言われればこうなるのは必然です。
ただでさえ人間関係の中には、ガス抜き要員、必要悪みたいな存在が求められてしまうのですから。

これが、マイナス思考の特性です。

人と深く関わらないことによって得る平穏は、時に何倍もの不利益になって返ってくる。
自分の中の平穏を求め、他人とのコミュニケーションに関する配分を減らす結果です。

人間そのものの特性として、他人とのコミュニケーション不全やマイナスな思考が決して良く映らない。

しかし、物は言いようで。
物言わぬは腹ふくるるわざなり、沈黙は金でもあり、言いたいことは明日言えという言葉もある。

良いか悪いかではなく、本質を見れば単純に一長一短。
世間的な評価も含めていい塩梅でどのようにやれるか、という話だと私は思います。

マイナス思考との付き合い方

色々書いてきましたが。
じゃあマイナス思考の私たちはどうすれば良いのか。
考えてみました。

まず、どうあがいても行動が道を切り開きます。
これは間違いありません。疑いようがありません。
マイナス思考もプラス思考も関係ありません。

より良い未来を望むなら行動するしかありません。
行動しなければ現状維持すら出来ないのだから。

www.nanigashimental.work

一般的にマイナス思考であればそれに伴って行動力も低い傾向があります。
しかしながらこれはイコールではないということを理解しましょう。

マイナス思考だから、行動できない。
行動派だから、プラス思考。

これらは、成り立ちません。単なる思い込みでしか無い。

思考と行動は別物。

だから。
マイナス思考はそのままでいいから、行動しよう。
と言うことになると私は思います。

ダラダラしたいなら、そのための。
人と関わりたくないなら、そのための。
ネガティブであり続けたいなら、それなりの。

それぞれ自分の欲望を叶えるために必要な行動があるはずです。
だから、それをやるだけです。

マイナス思考だからこその感性をモチベーションにしましょう。

ダラダラしたいが故の向上心。ネガティブであり続けるための努力。

どうでしょう。
こう書くと、それなりに取るべき行動がなんとなく見つかるんじゃないでしょうか。
マイナス思考だって、ネガティブだって行動できる気がしませんか?

無理にポジティブ思考になろうとするのではなく、共に歩むと言う考え方も大事なんじゃないかなと思います。

まとめ

今日はマイナス思考の話でした。
マイナス思考自体はただの方向性でしかなく、大事なのは行動するかしないか、という一点です。非常にシンプルなものです。
そしてマイナス思考だからといって行動できないわけではありません。それなりの考え方を身につければ必ず行動に繋げることができます。
プラス思考を無理に身につける必要はなく、マイナス思考の中で出来ることを探してみましょう。

おわりに

私もどちらかと言われれば間違いなくマイナス思考寄りの人間です。

だからこそ、こんなことを書いてみました。

ありのままに生きるためには、それなりの行動が必要です。
立派なバックボーンなり、特別な環境だったり、抜け道は無いとは言いませんが。
基本的に好きなことができる環境は努力や行動あってのもの。

努力しなきゃいけないよ、と言うことは、ネガティブに生きることを否定するように聞こえるかもしれませんが。
私にはそんな気はありません。

マイナス、ネガティブ上等。
世の中のルールはシンプル。
やったら得られる、やらなかったら得られない。

そのままで生きることもいいと思います。
しかし。
もし、マイナス思考な自分を変えたいなぁ、なんて思うなら。

そんな道を、突き進むことも一考の余地があるのかなと私は思います。

なにがし。