私は、「木」が好きなんです。
なんていうのでしょう。
安心感があるんですよね。
なんでだろう?
なんとなく気になった私は、ちょっと考えてみました。
木が持つ安心感。
その理由は正直、わかりません。
でも。
例えば、アンティークの家具とか。
ビンテージものの楽器。
そういうものは大抵、なんらかの木でできています。
それが長い時間をかけ、
熟成される。
そういうものに、高い価値が生まれるのです。
これは、きっと。
金属でできたものでないからこそなのです。
経年で変化しづらい金属と違い、
木でできたものは経年で変化していくから。
より「歴史」の重みが加わる。
もちろん、
昔だから、金属加工ではなく木で作った、という理由もあるかもしれませんが。
とにかく。
木っていうのは、
加工されたとしても有機的なのです。
何百年と生きてきた生物が神格化されるのと同じ。
だから、
なんか味わい深い。
だから私は、
木が好きなのかもしれません。
一筋縄ではいかない。
まるで生き物ではないのに、
生き物のような。
命を感じるから。
だから面白いと感じるのかもしれないですね。