病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

沈黙。その時の感情とは。

人との会話の中で、たまにある沈黙

話が何となく、途切れる瞬間。 ちょっとお互い張り詰めた空気になりますよね。カウンセリングの際は良くあることで、沈黙について学ぶことがあります。

沈黙を、破るのか。相手が話すまで待つのか。 どうしたらいいのでしょうか。

今日はそんな、沈黙についてご紹介を。
3つのパターンとその対策です。


警戒、不信感、苛立ち

まずはこれです。話の中で、イラっとしたり。
もともと話したくない気持ちの中で無理をしていたり。
心を開いていなかったり。
そんな時に流れる沈黙です。 カウンセリングの際は、この沈黙からスタートすることもあります。

友人や知人の場合は、不信感や苛立ちが多いですね。
逆にあまり話したことのない人は、警戒している場合があります。

対策

  • 相手を気遣う言葉で沈黙を破る
    警戒や不信感を解くために、相手を気遣いましょう。
    どうかした?
    何か話したくない理由があるのかな?など
    責めるようなニュアンスは出さない様に注意しましょう。 自分の言葉で相手を苛立たせてしまった様な場合は、素直に謝ることも大事です。

  • 少し間を置く
    一度席を外したり、飲み物を持ってきたり。仕切り直しもいいと思います。


思考をしている

ちょっと難しい質問をした場合。相手の気持ちや考えを聞いた時は、すぐに答えられません。その時に沈黙が流れるパターンです。また直前の会話から、自分の思いや過去の経験をまとめて話そうとしている場合などもあります。

対策

  • 待つ
    決して急かさず。話題も変えず。ただ待ちます。
    沈黙を生むほど考えている場合、次の言葉は相手の思いが乗っていることが多いです。 これを受け止めることで、良い会話になると思います。 考えている側は、沈黙に対しての張り詰めた感覚はあまりありません。聞く側はつらいですが我慢しましょう。

少しぼーっとした様な目をしている場合は、思考している可能性が高いです。


その場の雰囲気に飲まれている

不意に訪れた沈黙に、何とか話題を探している状態です。 これは多くの人に心当たりがあると思います。 上記の思考している時との違いは、相手が沈黙を破ることも求めているという点です。 何でもいいから話題が欲しい。この空気を何とかしなきゃ。してくれ。そんな思いから生まれている沈黙です。

対策

  • 沈黙を破る
    これしかないですね。天気の話でも趣味の話でも何でもいいです。 こんな時に切り出す鉄板の会話を常に準備しているといいと思います。

ちなみに。フランスではこの様な時、天使が通ったと言って沈黙を破るそうです。これが言えたらオシャレですね。


おわりに

3つのパターン、いかがだったでしょうか。
会話や状況は様々ですので、他にもパターンがあるとは思いますが、だいたいはこれらに分類されると思います。 1つ言えるのは、 突然流れる沈黙は、実際のところ判断がとても難しいということ。こればかりは場数を踏むしかありません。

対策が分かっていても、どの沈黙かが分からないのがこのお話のとっても難しいところですね。
会話の流れから判断できない場合は、視線や表情、身体の動きなどから推察する方法も有りかと思います。

参考にして頂ければ幸いです。

なにがし。