病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

ありがとう。喜劇王。

芸の道は長く。

私ごときの想像では遠く及ばない、深くて長く、険しい道のりだと思います。

だからこそ、そこに人生を賭けるということは尊い。

誰にでも出来ることでは無いと思います。

笑うことは喜びで。

多くの人の、人そのものにとっての。

生きる上での重要な要素です。

テレビであれ、youtubeであれ。

見て楽しい、面白い、笑いが止まらない。

笑いが伴う、人の心を動かす人やもの、システムは私は絶対に必要だと思っています。

その根幹を担うのもまた人で。

それに携わる人たちに対して私たちは感謝しなければならないと思います。


畜産を生業とする人がいなければ、私たちは肉を食べることも牛乳を飲むこともできません。

農業を生業とする人がいなければ、私たちは野菜などの農産物を食べることはできません。

漁師や水産関係を生業とする人がいなければ、私たちは海産物を食べることはできません。

個人的に、野菜を作ることはできます。魚を取ることはできます。豚や牛を育てることはできます。

でも、誰でもできることでは無いしお金もかかる。

その中で今、私たちが普段口にしているクオリティの高いものを日常的に味わうということは。

現実的には難しいと言えると思います。

これは、芸の道も同じだと思います。

日常のやりとりの中に、冗談を言い合えば笑いは起きます。

でも、プロの芸人はやっぱりすごくて。

そういう職業の人だというだけで人の心は動いて。 感動して、助けられて。笑って。

路上に立てば驚きを。

ステージに立てば笑いや感動を。

テレビに出るお笑い芸人に限らず、路上のパフォーマー、伝統芸能、様々含めて。

人そのものの力を遺憾なく発揮する。

今回、そういう類稀なる存在の一人を失ったということは、私は率直に悲しいなと思います。

子どもから大人まで幅広く。

長い期間、ここまで第一線で活躍した人はきっとそう多くはありません。

こういう時にどういう言葉を紡ぐのが正解かは私には分かりません。

ただ、世の中がまた少しつまらなくなる。

そう思います。

たくさんの人に笑いをありがとうございました。

お疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。

なにがし。