病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

あとちょっと、という言葉の魔法。

あぁ、惜しい。

もう少しだったね。

勝負には負けたけれど、実力の差はそんなにないと思うよ。

あとこれぐらいでいいから、値下げしてよ。

先日書いた、イーブン・ア・ペニー・テクニックの日本語的テクニックです。

www.nanigashimental.work

もう少しだった、という評価はショックを和らげてくれます。

そして次こそは、というエネルギーにもなり得ます。

今日は、そんなお話です。

主に、スポーツなどの勝ち負けが明確に分かれた場合を想定しています。

言葉の受け取り方は人それぞれ

例えば何かの勝負事で負けた時に。

それを厳しく言われて、なにくそ次こそは!と奮起する人と。

あぁ、もうやりたくないと辞めてしまう人がいると思います。

これは言わずもがな、厳しく言うことが正解か不正解かでは無いと私は思います。

目指すところによっても違うし、どういう風に伝えるかはその人次第。

言ったことに責任を持つならばどちらでも良いと思います。

同様に受け取る側も、どう思うか自由です。

やんわりと伝える、あと少し

で。

物事を伝える時に、どうしてもやんわり伝えたい場合も人によってはあると思います。

そんな時に有効なのがこの、「あと少し」や「もうちょっと」という言葉です。

厳しく叱責してしまうとへそを曲げてしまう人はどうしてもいます。

目上の人に、なるべく失礼のないようにかつ正直に伝えたい場合もあります。

意識すると、それなりの武器になる

オブラートに包むというと、本心を隠しているように聞こえてしまいますが。

例えば僅差で負けてしまった時に。

あと少し、ということは別になんら嘘ではありません。

むしろ明確にあと少しだったけどあなたは負けたんですという意思も伝わります。

気を遣うあまり、いやー感動しました!のように勝ち負けに触れない言い回しもありますが、

個人的にはあと少しでしたね、と言われる方がスッキリしていて好印象なのではないかなと思います。

大敗した場合

あまりに大差で負けた時にあと少しでしたねというのは、

当たり前に神経を逆撫でしてしまいますね。

試合に負けて勝負に勝ったみたいな言い回しはあるものの。

あそこは僅差でしたね、などと切り取ると良いのかなと思います。

おわりに

人間、もう一踏ん張りという場面では思いがけない力を発揮します。

そんな時、そっとその背中を後押しする魔法の言葉。

「もうちょっと」

「あと少し」

良かったら、意識して使ってみてください。

なにがし。