イメージ。ひいては権力や肩書き。
目には見えないけれど、人間社会において絶大な力を持つこれらについて。
私は。
騙されちゃいけない、そう思います。
そんな人の心境、印象が持つ思い込みを。
それとなく書いていこうかと思います。
この辺りを理解すると。
本当に見据えるべきは何か、ということに視点が移るのかなぁと思います。
なぜなら。
見えない力に打ち勝つことで、本来の姿を見ようとすることができるから。
そんな風に思います。
思い込みに影響される理由
すごい肩書きを持っている人は、持ち物もすごい。
それ以外の人が到底持てないようなものをたくさん持っていることが多いです。
そんな、思い込みはたくさんあります。
テレビのニュースであれば、きっと正しい。
学者や研究職の権威であれば、間違いのない知識がある。
政治家であれば便宜を図ってくれる。顔が利く。
大手の会社勤めならば、仕事ができる。
社長や部長であれば、なんであれば。
本気になれば人の人生を一変させるような力も有しています。
だからその恩恵にあずかりたい。無条件に信じよう。間違いないだろう。
単純にそんな心理が働きます。
そして。
それはきっと正しい。私の判断は間違っていない。 肩書きやイメージはそれ一つで、そういう判断の強化につながります。
それによって見えなくなるもの
で。
そう言う思考は正直、割と当たり前で。
別に悪いわけではない、しょうがないことと捉えることができます。
私のように、自称カウンセラーみたいなわけの分からない存在とは全然意味が違って。
実際に限られた権利を有しているわけですから。
そういうものに心が奪われると言うことは自然。
じゃあ何を言いたいのかと言うと。
思い込みはもったいないと個人的に思うだけなのです。
肩書きによって見えなくなるもの
私の知り合いの話で。
それなりの権力を持ってしまったが故に、自分は孤独だと感じている人がいました。
何を言っても、周りはイエスマン。そしてごますりばかり。
それが何を意味するかは、私の様な存在には分かりません。
でも。
それが心底寂しいと感じていることだけは分かりました。
だから私はこんなことを書いています。
肩書きやイメージに目を奪われ、その人の本質を蔑ろにするということは、きっと良くない。
難しいことは分からないけれど。
肩書きが何であれ、人は人で。
求めるものは大きくは変わらない、そんな人もいるのだと思います。
まとめ
こういうところから。
イメージや肩書きに騙されてはいけない。そんな主張をしたいと思いました。
大事なのは肩書きではなく。
相手が実際に何を自分にもたらすのか。
ということなんじゃないかなと思います。
肩書きがあるからダメだ、そんなものに騙されてうんぬんかんぬんなんて話ではなく。
そこに目を奪われるだけで、されるがまま言われるがまま、イメージだけで相手を捉えることは。
きっと悲しい、単純にそう思うという話です。
実際。
権力のある人にはそれなりの力があって、経験があって、苦労があって。
ものすごい人生を歩んでいらっしゃる方は多い。
でも、いや。だからこそ。
その人の持つ真の姿をきちんと見ようとすることが大事だと思うのです。
そしてそれが本当の意味での尊敬だと私は思います。
尊敬の対象は肩書きではなく、人です。
人として尊敬できないならばそれでもいいと思います。
しかし。
肩書きという部分だけをさらっとすくって、それで人を判断するようでは。
自分にも相手にもきっと、良くない。きっとそれは虚しい。
なんて。
今日はそんな風に思いました。
なにがし。
