昔、父親が。
子どもの私に、サプライズをしてくれたことがありました。
クリスマスの夜、雪が降り積もった庭に、二本の線。
その近くに、綺麗にラッピングされたプレゼントが置いてあって。
中身はなんだったか、覚えていないけれど。
サンタクロースって本当にいるのだと、その時に思ったこと。
二十何年も前ですが、
いつまでもこの記憶が私の頭から消えないと言うことは、幼い私の心の中に強く刺さったのだと思います。
時は流れていろんなことはあったけれど。
私はたしかにその時、愛されていたのだと思う。
この、クリスマスという日が。
一人でも多くの子ども達にとって、良き日であることを願って。
なにがし。