某探偵の名言。
「真実はいつもひとつ」
確かに、その通りだと思います。
並行世界があるわけでないなら、この地球上で起きた出来事はふたつとありません。
その場その時、たったひとつの場所で、たったひとつの出来事が起きます。
しかし。
誰がどう感じるか、ということはひとつではないと思うのです。
起きた出来事に対して、誰がどう感じるかに関しては、無限です。
解釈が無限という前提なら、自分がどう感じるかだって自由なはずで。
例えば感性としてそう感じざるを得ないということもまぁ、否定はできないけれど。
私は信じたいと思っています。
起きた出来事はひとつでも、どう感じるかは自由なはずだ、と。
よくよく思い返せば、それもまた絶対に否定できないと思うのです。
特に、ブロガーの方や日記をつけている方。
何年も前に書いたことを読み返して、今も昔も全く同じに思うなぁ、
とはならないこともあるはずです。
だからきっと、物事の受け止め方は変えられるのではないでしょうか。
読んでくださっている方の中には、
「そんなの当然じゃないか」と思う方もいることでしょう。
私も、そう思います。
しかしだからこそ。
書きたかったのです。
人が死ぬのは当たり前。
大切な誰かとの別れも当たり前。
しかし、当たり前だからこそ。
そこにある見えないものをなんとかして表現したいなぁ、なんて思ったのです。
なにがし。