今日は、「思いを伝えること」の大切さについて、書きます。
そのために、まずはひとつ、考え方を紹介します。
「人を愛することは、同時に、失う悲しみを背負うことでもある」
これです。
人を愛する以上、そして愛しただけ。
失うことのつらさも膨れ上がる。
そんな、教訓のような考え方ですね。
そうです。
人を愛することは、簡単で、反面、とても難しいんです。
失った悲しみは何にも変え難いものであることは、私も知っています。
そして、その悲しみを乗り越えることで人は成長します。
これもまた、人間の悲しい性と言えるのかもしれません。
どれだけ強くなろうと。
どれだけ心身を鍛えようと。
人の存在は無二であり、 失う悲しみは世界でたった一人、「その人」を失ったときにしか分かりません。
人を失う悲しみを受け止める練習は、できないのです。
ただただ、傷つき。
痛みに鈍感になるしかありません。
それでも。
失うことを恐れずに、人は人を愛することをやめません。
いつ訪れるかわからない別れに怯えるのではなく。
恐れずに人に思いを伝えてみましょう。
黙っていては、なにも変わらないから。
明日も今日と同じ「当たり前」がやってくるとは限らないから。
思いを、伝えましょう。
なんて。
なにがし。