病んでる系カウンセラーのブログ

カウンセラー(アマチュア)視点で書くゆるゆる日記

自責と他責と役割。

自責と他責。

今日はこんなテーマでお送りします。

他責って、面倒。
こんなふうに私は思うのですよ。

他責っていうのは、何かがあったときに他人のせいにしてしまうことです。

いや、別に良いんです。
人それぞれですから。

しかし。

そういう人に囲まれたりすると、
ちょっと厄介なもので。

半分は愚痴ですが、それっぽく書いていこうと思います。

何だろ。
他責が悪いとか、
自責が悪いとか、

そういうことじゃなくて。

役割をきちんと考えておけば良いのかな、なんて思うんです。

愚痴は厄介者

口は禍の元。

そんな言葉がありますよね。

誰のせいで。
彼のせいで。

自分はこんなことになった。プンプン。

まぁ、人はそんなふうに感じて当たり前だと私は思うんです。

しかし、それを言う場の雰囲気というものがあります。

世の中いろんな人がいろんな理由で同じ場所にいるのですから。

「少しは自分の行動も反省しなさいよ……」 とか、思っちゃう人もいるわけです。

自責と他責

自責とは、何かあったときに自分を責めること。
他責とは、何かあったときに他人に責任があると捉えること。

そんな対照的な考えですね。

人格的に、
人はどちらかに偏りがちだと思います。

もちろん、タイミングや事柄によって変化することもあるでしょうけれど。

この辺をちゃんと理解しておくと、
色々便利なので覚えておきましょう。

自責も他責も、ただの傾向であって、
良いとか悪いとかの問題じゃないんです。

自責は、改善マン

自責は心を病みがちです。

スマートに考えれば、他者の落ち度だってあったはずなのに。
全てを自分のせいだと考え込んでしまうからです。

うつ病なんかは、大抵自責の傾向が強い人がなることでしょう。

しかしその代わり、
自分の行動を考える癖があるとも言えます。

何かあったときにただ落ち込むのではなく、
次はどうしたらいいかという思考に持っていけたなら。

人生は改善し続けていくでしょう。

他責は、引っ張る力

一方で他責の傾向が強い人は、
自責の人に比べてストレスに強い傾向があります。

よく言えば、自分を責めないからです。

しかしその代わり、
他者との間で溝が生じやすいかもしれません。

それがストレスになってしまう可能性はあります。

伝え方を工夫することができれば、
その点はイメージが良くなるんですが、結構難しいんですよね。

なんていうんでしょう。

誰だって怒られたくなんかないし、
誰だって失敗したくなんかない。

それをズケズケと言われちゃあ、
反省しなきゃいけないと分かっていても、

何だか素直に反省できない。

そんなことも、また人の性質だったりするんじゃないかと思います。

あくまでも傾向の違い。

難しいですよね。

自責も他責も、みんないい

さて。

私は冒頭に、役割をきちんと考えることが大事だと書きました。

他責の人は、責任に敏感です。
自責の人は、自分を責めることで安息を得ようとします。

他責の人は、責任の所在を明確にできる人かもしれません。
自責の人は、相手の気持ちを気遣える人かもしれません。

どっちもどっち。

良い面もあれば、悪い面もあるのです。

マニュアルではなく、人は人。
目の前の相手は「人間」ではなく、「〇〇さん」という一個の存在です。

結局難しいことには変わりはないのですが。
どうか。

心安らかに生きるヒントを見出してほしいなと、私は思います。