私は、思うんです。
人によってはすごく酷な話かもしれませんが。
基準って、簡単に変わるというお話です。
なんていうんでしょう。
例えばですが。
武井壮さんっているじゃないですか。
あの人って、昔とても貧乏だった話をよくされます。
努力しまくって、今の地位を手に入れたのは有名な話。
武井壮さんを知っている人は、貧乏とか境遇の基準って、
下手したら武井壮さんになるわけです。
ていうか、世間の基準がそうなりつつあります。
あの人は、こんなにツラかったのに、頑張った。
乗り越えた。
だから、他人もそれができるだろう。して当たり前。みたいなね。
そんなことになるわけです。
もっとわかりやすく書けば、
学年最下位の学力の子が、ある日学年トップに立った。
そんな出来事があった日には、
学年最下位の一個上の順位の子から、
学年二位の子までは、一位になったところで、
驚かれにくくなる、ということです。
なぜなら、学年最下位の子が一位になる、という
一番大きな振れ幅を見てしまっているからですね。
正直言って、私はあまりそうは思わないのですが、 世間は違うようです。
そのですね。
ギャップってやつがですね。
振れ幅が限界値でなければ、
それは普通とか、よくあること、になっちゃうんですよ。
世間は、普通なんて許さない。
酷な話ですがね。
割と現実的に、そうなのです。
だから私は、
少なくとも私は。
それに負けたくないから、頑張るのです。
あとは、まだ誰も切り拓いていない道を行くのです。
世の中って、そんなものかなと。
思っちゃうんですよねぇ。